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Windos10 日本語 ダウンロード版 プロダクトキー購入した正規品をネット最安値で販売

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1週間使って見えてきたWindows 10の良し悪し

今回から前後編でWindows 10を1週間ほど使った印象をまとめていく。機能紹介では面白くないので、あくまでも個人的な感想でのマル(感心したところ)とバツ(ガッカリしたところ)を3つずつピックアップしてみたい。

なお現時点では、ほとんどプリインストールパソコンが販売されていないため、普段使っているパソコンをWindows 7やWindows 8からアップデートして利用している。それまで利用していたアプリやファイルをそのままに、Windows 10へ移行したわけだ。だからこそ、使い込んだ際の違いが分かりやすくなっていると思う。

ということで、前編はWindows 10のマル、感心した機能を紹介しよう。

アップグレードした後の動作感は……

Windows 10は、発売後1年間はWindows 7、8.1から無料でアップグレードできるとされている。これはもう完全に時代の流れだ。アップグレードが有料というOSなど他には見当たらない。ただ、1年間という期限が付いているのが、どうにも気に入らない。期限など設けずに、ずっと無料でアップグレードさせてほしいと思うのだ。

さてアップグレードは、予約をして通知を待つ方法と直接ダウンロードする方法が選べる。僕の環境ではどちらも問題なくアップグレードできた。急いでいるなら、後者も検討するべきだろう。またインストール前の設定もほとんどが引き継がれ、アプリもすべてそのまま使えている。

動作速度は、体感的には全く問題なく、てきぱきと動作する。Windows 8も軽いOSだったが、その軽さにさらに磨きが掛かったようだ。起動するとすぐにロックスクリーンが表示されるなど、「速さ感の演出」もとてもうまい。よほど古いパソコンでない限り問題はないだろう。

Atomを搭載したタブレットにもWindows 10を入れたが、Windows 8と比べて遅くなった印象は皆無だ。そもそもが低スペックなので、こちらはさすがにややもっさりとはしているのだが……。

スタートメニューが搭載されたのは、Windows 8の失敗を素直に認めたということだろう。スタートメニューの復活は素直に喜びたいと思う。アプリの起動から電源のオフまで、確かに使いやすい。

ただ、相変わらずメニューの右側にタイルが並ぶのはいかがなものか。スタートメニューを開いたときに「よく使うアプリ」が表示されるのでは、タイルを使う意味がない。しかも、タイルは登録アプリの数が多くなるとスクロールしなければ選択できなくなる。タッチ操作に対応したパソコンでは、それなりに使いやすいのだが、マウスで作業する場合、タイルは使いにくい。以前のようにツリー表示されるスタートメニューにしたほうが便利だと思う。

また、ライブタイルには「Xbox」や「ソリティア」が表示されるのだが、個人的には全くいらない。いまどきWindowsにゲームなどを期待している人がいるだろうか? こんなものを登録せずに、MS Officeをすぐに起動できるようにしてほしいと思うのは僕だけではあるまい。

Windows 10では、Windows 8で画面の右に出ていたチャームが廃止されて、新たに「通知」が採用された。「通知」は、タッチ対応のパソコンなら右からのスワイプインで表示可能。マウスで操作するなら、タスクバーの吹き出しのアイコンをクリックする。

「通知」は、スマートフォンとほとんど同じ機能と考えていい。いろいろなメッセージが表示されるだけでなく、アイコンを利用して各種の設定が行える。おなじみの機内モードや明るさの設定などが簡単にできるのだ。特にタッチ対応のパソコンでの使いやすさには、思わず膝を打ちたくなった。

また、仮想デスクトップを切り替えて使える「タスクビュー」も、慣れてしまうと手放せなくなる。すでにMacOSでは採用されていた機能なので目新しさがないのものの、これはなかなかいい。特に画面が狭いノートパソコンでは、いくつかの作業環境を用意しておいて簡単に切り替えられるのがうれしいのだ。画面を切り替えるWin+Ctrl+矢印キーのショートカットはぜひ覚えておきたい。

今回は個人的に感心した機能を3つ紹介したが、次回はガッカリした部分を3つ取り上げることにする。